パウダー眉やリップ、シャドーアイライナーの施術に欠かせないマシーンで行うシェイディング技術。使用法を、どれだけ知っていますか? マシーンの使用は、簡単そうで実はものすごく奥が深く様々な要素を理解して施術を行う必要があります。今回は、重要な要素のひとつ、「手指圧」を見ていきましょう。
・リップの施術で腫れがひどい
・定着にムラが出やすい
・パウダー眉の定着がゴマアザラシの様にブチになっている
・ペタっとした仕上がりになる
・色が入らない、定着しない
などの悩みの参考にしてください。
動画は、インスタにもアップしていますので、インスタもチェックしてみてくださいね!
3パターンの圧でフリックモーションで色を入れました。
①PMUペンの持ち方は良いが、ニードルが皮膚にあたる圧が強い
・ピクセル(点)が丸ではなく、楕円になっている。
・点が入っている所、入っていない所がある。
・深さが一定でないため定着にムラがでる
・リップでは腫れの原因になる手指圧
②PMUペンの持ち方が正しくない為、手に力が入りすぎている
・ピクセルが一見丸に見えるが入りが深すぎる
・均等にピクセルが入っていないのでムラがある
・仕上がりは粒感があるが定着後は滲んだ濃い点になる
③PMUペンを持つ手が柔らかく、ニードルのあたりも優しい
・細かいピクセルが丸い点で入っている
・色の入りが均等でムラがない
・ふんわりした仕上がりと定着を得ることができる
・リップの施術でも腫れが少なく出血もほぼない
・適度な深さの為濃く滲む事がない
PMUマシーン自体の特徴や肌質によって手指圧を調整する必要はありますが、適度な圧での施術でこそ自然で美しい仕上がりのアートメイクになるのです。
もちろん、まだまだ知っておかなければいけない知識は山盛りですけどね!
Comments