ALOHA!PMUアカデミーのHidekoです。
知らないのは恥ではない。知ろうとしないのが恥である
という、澤柳政太郎さんの言葉があります。
これは、人間生きている上で、どんな事にも当てはまりますが、私たちが行っている、アートメイクにも当てはまります。
今回は、恥てしまうような私の過去の症例経過のお話をしようと思います。
アートメイクにおける知らぬは恥 写真上は、私が2016年頃、初回施術を行った症例です。こうして見ると、自眉に馴染み、とても自然で綺麗に仕上がっているように見えます。 写真下は、お客様がリタッチに来た時です。グレーに澄んでいます。 この頃は、当時使用していたメーカーから、マイクロブレーディングの色素が発売され、成分もよく分からないまま使用していました。
もちろん、マイクロブレーディングのスクールも受講し、バリバリお客様の施術をしていました。
この頃は、まだまだマイクロブレーディングが一般的に知られていなく、業界でもそれほど詳しい情報は出ていませんでした。今では、多くのアートメイクナースたちが知っている、 ・深ければ深いほど毛並みは滲む
・オイリー肌はストロークが滲みやすい
・カーボンブラック入り色素はグレーに変色する
という事実を知っているアーティストは多くありませんでした。 聞いたことはあっても、マイクロブレーディング自体が新しく、数年経過した症例を目の当たりにすることはありませんでした。 知ることができなかったのなら、恥じることはないと思います。しかし、自分が行っている事に対し、もっと知ろうとしない事は、大いに恥だと私は思います。
無知は罪
ソクラテスの言葉です。 これは、知ろうとしないのが恥 という、優しいものではありません。例えば、無知の者が人の治療をするのは罪だと思います。しかし、知識を得る為に学校に通い、アートメイクを習得したにも関わらず、教わることが無かった為、知り得ることができなかったのなら罪や恥ではありません。 でも、知らなかったでは済まされない、「医療アートメイク」なのです。知らないことがあるなら、学んでください。知ろうとしてください。 アートメイク経験が長ければ長いほど、失敗の経験もあります。失敗とはいいませんが、今回お見せしたお客様の症例は、クレームがあったわけでもなく、普通に「薄くなったからリタッチしたいの」とお戻りになられた時のものです。 年月が経ち、変わり果てた姿になったマイクロブレーディングを見て、 今の私ならこうはさせない! と思いました。なぜなら、当時に比べ、知識も技術も得ているからです。ただ単に、あの時は情報が少なく、知らなかったのです。そして、ましてやこうなると思ってもみなかったのです。今では、多くの情報や症例が上がっている為、この様な結果は避ける事ができるはずなのです。
アートメイクにおける知ったかぶりも恥である
ハワイPMUアカデミーでは、今のアートメイクナースたちが失敗をしない為にも、私が経験から得た知識を予め教えています。知らないを少なくしていくべく技術や情報提供は惜しみません。 教科書だけでは分からない事があるなら、しつこくわかるまで聞いてください。知らないままにしておくほど、怖いことはありません。
教える立場だからこそ、私たちインストラクターは、常に学んでいます。知らないなら人に教えるべきではないと考えるからです。さぁ!一緒に知らないを解決しませんか?
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