【グリコちゃんインタビュー・シリーズ #3】記憶に残るブランディングの本質
- makananihawaiillc
- 10 時間前
- 読了時間: 6分

こんにちは
ハワイPMUアカデミーのHidekoです。
今日は、
アートメイク看護師・講師として大活躍中の
グリコちゃんとのインスタライブ【第3弾】!
前回は、
・営業力の大切さ
・ブランディングとは何か
・どうやってお客さんに選ばれるのか
・自分を魅力的に見せる方法
についてお伝えしました。
そして実は
「名刺」や「口コミ」などの方法が
今でもとても大切だということも
再確認しました。
今回はその続き。
「もっと深く
どうやってブランディングするのか?」
という部分を
グリコちゃんに掘り下げて聞いてみました。
「覚えてもらえない」は、すごくもったいない
Hideko:
マツエクや美容院に行ったときって、
担当の人の名前、覚えてる?
グリコ:
実は…
覚えていないことのほうが多いんです。
自己紹介はしてくれても
紙の名刺もないて
結局、名前を忘れちゃうんですよね。
それって
すごくもったいないと思ってます。
Hideko:
わかる…。
私も美容室やマツエクに行って
自己紹介されても3分後には名前忘れてます(笑)
でも名刺もらうと
見返せるし覚えられるんだよね。
グリコ:
そうなんです。
「いい人だったな」と思っても
お店は覚えてても名前がわからない。
特にチェーン店だと
「指名を取ろう」という熱量を
あまり感じられないので
そういうところで損してますよね。
「覚えてもらえる人」になると決めた理由
Hideko:
グリコちゃんといえば、
・ピンクの髪
・本名ではなく「グリコ」という名前
かなり印象的だけど…
あれは最初から
ブランディングとして考えていたの?
グリコ:
はい。最初は本当に
「とにかく覚えてもらわなきゃ」
という気持ちだけだったんです。
人って、
第一印象で忘れない人っているじゃないですか。
・見た目で思い出せる
・名前が覚えやすい
そういう人になりたいと思って
髪の色と名前を変えました。
それは
クリニックを立ち上げた頃からです。
2020年頃、
私まつげパーマをよくしてもらってたんですが
同じ制服
同じロングヘア
マスク姿
もう…
みんな綺麗だけど
誰が誰だかわからない(笑)
それを見て
「記憶に残る人になろう」
と決めたのがきっかけです。
Hideko:
確かに…
だってグリコちゃん
海外の私の友達も
「あ、ピンクヘアの子でしょ?」って
すぐわかるもんね。
グリコ:
そうなんです。
名前を覚えてくれなくても
「ピンクの人」で覚えてくれる先生も多いです。
「覚えてもらう」って、実はめちゃくちゃ大変
グリコ:
でも実はこの髪型
めちゃくちゃ大変で
維持がすごいかかるんです(笑)
ブリーチ2回してるので
1か月半に一度
5時間かけて染めます。
そのあとも
ピンクシャンプーとトリートメントで
毎日色入れ。
どんなに忙しくても
毎日染めてます。
実は昔、
少しサボって
茶髪っぽくなってた時期があって…
来たお客さんに
「意外とピンクじゃないんですね」
って言われて…。
そこから
「ちゃんとやろう」って決めました。
髪色以外で“覚えてもらう方法”
Hideko:
じゃあ
髪の色を変えるのが難しい人は
どうしたらいい?
グリコ:
例えば…
・目立つ制服を決める
・その制服を必ず着る
とか。
Hideko:
私はスカイブルーの
スクラブを着てるけど、
日本なら
ショッキングピンクの上下とかも
覚えてもらいやすいかもね。
グリコ:
そうですね。
ドクターのインスタのプロフィールって
みんな白衣ばかりですよね。
でもピンクやボルドーの
スクラブを着てる人は
一気に記憶に残ります。
アイコン・背景も「武器」になる
グリコ:
インスタのプロフィール写真も
実はすごく大事です。
みんな
同じような背景
同じようなポーズで撮ってるので
小さいアイコンだと
見分けがつかないんです。
だから
背景に
“イメージカラー”を
背負ってる人がいいです。
例えば…
・夜空
・植物
・フルーツ
・キラキラした背景
自分の世界観を
背景に載せている人がいます。
Hideko:
なるほどね〜
私には何が合うと思う?
グリコ:
Hideko先生は
スーツの色が派手なので
それだけでも十分印象的です。
ハイビスカスも素敵ですが
ちょっとギャル感が出ちゃうかも(笑)
5,000人以上の中から選ばれるために
Hideko:
アートメイクの看護師って
日本にどれくらいいると思う?
グリコ:
正確にはわからないですが…
1万人はいないかもですが
5,000人以上はいると思います。
Hideko:
じゃあ
その中から選ばれるには、
技術だけじゃなくて
「見た目で覚えてもらえる」ことも
やっぱり大事だよね。
グリコ:
そう思います。
顔出しできない方は
“覚えてもらえるアイコン”
を使うのもありです。
イメージカラーを使った
イラストとかですね。
色には「印象」がある
グリコ:
色って
相手に与える印象が全然違います。
例えば…
・ブルー → 誠実
・ホワイト → 清潔感
だから
「自分の好きな色」ではなくて
「お客さんにどう思われたいか」
で
イメージカラーを選ぶといいです。
Hideko:
素晴らしい!
実はHPAのブルーも
まさに「誠実さ」を伝えたくて選びました。
色は、戦略
グリコ:
日本の医療系カラーは
圧倒的にブルーが多いですよね。
ブルーは
冷静・ロジカル・信頼のイメージ。
赤は
情熱的だけど感情的な印象を持たれやすい。
日本人が一番好きな色も
実は青なんです。
Hideko:
知らなかった…。
私は緑が好きなんですが、
スクールカラーは
あえて「青」にしました。
医療従事者に
アートメイクを教える
だけどハワイで
アメリカのスクールだけど大丈夫?
と思われないように。
グリコちゃんの「色戦略」
グリコ:
私のイメージカラーは
ピンクとブラックなんです。
これはカズレーザーをモデルにしました。
彼の
イメージカラーは「金と赤」
グッズでも赤と金をみただけで
「あ、カズレーザーっぽい」
って一瞬でわかる。
そういう 色の印象づけって、
実はすごく強いんです。
だから私も
ピンク×ブラック=グリコ
って思い出してもらえるように
意識してきました。
Hideko:
ピンクとブラックって
もともと好きだったの?
グリコ:
実は…
最初はピンク、そんなに好きじゃなかったんです(笑)
でも5年も一緒に過ごしてきて、
気づいたら
ピンクが好きになっていました。
と、今回はここまで。
次回は、
グリコちゃんが描く
“これからの未来”
についてお届けします。
ぜひ楽しみにしていてください。
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